
第十四番札所 根本山 神峯山寺(こんぽんざん かぶさんじ) |
〒569-1051 大阪府高槻市原3301-1 |
TEL:072-688-0788 |
→ 神峯山寺公式サイト |
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−宗派− 天台宗
−本尊− 毘沙門天
−開基− 役小角(えんのおづぬ)
−創立− 文武天皇元年(697年)
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御詠歌
神峯(かぶ)の山 すずしき音の かよひ来て こころの底に 響く滝つせ
ご説明
神峯山寺は、日本最初の毘沙門天安置の霊場として有名である。

元々、役小角が葛城山で苦行を積んでいるとき、北の方角に五色の雲がかかり黄金の光が輝いていたのを見て、この地に来たという。役小角はここで一人の天童に会い、天童の示した霊木で、四体の等身大の毘沙門天を刻み、祀ったのが、神峯山寺の始まりと言われている。

そののち、奈良朝末期の宝亀五年に開成皇子が、光仁天皇の命により神峯山寺の住職となられ、七堂伽藍および二十一坊を建てられてより、皇室の信仰も篤く、歴代天皇の勅願所として寺領も多く栄えたようである。

神峯山寺には、御本尊の毘沙門天像をはじめ、国宝聖観音、阿弥陀如来像など、多数の仏像が安置されており、境内には九頭竜の滝、十三重の石塔、開成皇子の理髪塔もある。また神峯山寺は、紅葉の名所としても有名だが、他の名所よりも俗化されておらず、ゆっくり紅葉が味わえる。桜の木も多いので、春も良い季節だろう。
拝観料・拝観時間
アクセス
<電車、バスの場合>JR・高槻駅北口より市営バス原大橋行にて神峯山寺口下車、北東へ1キロメートル(徒歩約15分)。高槻駅よりタクシー約15分。

<自動車の場合>国道171号線・高槻市今城町交差点にて北進(亀岡道)8キロメートル。乗用車は山門前まで行ける。60台駐車可能(無料)。バスも山門前まで乗入れ可能だが道狭し(大型バス不可)。→より詳しい地図(Mapion)
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